エレベーター等のかご又はつり合いおもりを、レールに案内するための装置で、一般にかごわく又はつり合いおもりわくの上下に設けられる。
スライディングタイプとローラータイプがある。
スライディングタイプは、構造が簡単で堅ろうであり、コストも安いことから、中低速のエレベーター及び一部の高速エレベーターにまで広く用いられている。
ローラータイプは、ローラーガイドともいわれ、構造が複雑でコストは高いが、走行抵抗が少なく、高速運転時でも振動・騒音が低いことから、高速・超高速のエレベーターにまで広く用いられる。
また、片持ち式エレベーターのように、ガイドシューの一面にのみ常時面圧のかかる場合にも用いられる。
スライディングガイドシュー・ローラーガイド
|
|